Training Column
痩せる油ってあるの?②
こんにちは。
武蔵小杉の完全個室パーソナルジム
D-HEARTSトレーナーの一色です。
このコラムでは、
ダイエットやボディメイクを行なっていく上での
『ダイエットって結局、何をすればいいの?』
『情報が溢れすぎててわからない!』
を解決することができます!

脂肪酸
今回は前回の続きです!
「脂肪酸」それ自体は
◯ ◯ ◯ ◯
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◯ー●ー●ー●ー●ー◯
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◯ ◯ ◯ ◯
↑↑↑
このような形をしており
●の数で種類が変わります。
●の数が2〜4個のものは
「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」
と言います。
●の数が短少ないので消化しやすく
腸に良いと言われます。
●が2個のものは酢に入ってる「酢酸」
●が4個のものは乳製品に入ってる「酪酸」といいます。
●の数が5〜12個のものは
「中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)」
と言います。
●の数が比較的少なく
こちらも消化に良いと言われています。
●が8個のものをカプリル酸といい
MCTオイルやココナッツオイルに入ってます。
●が12個のものはラウリン酸といい
ココナッツオイルに入ってます。
長鎖脂肪酸(ちょうさしぼうさん)
●の数が13個以上のものは
「長鎖脂肪酸(ちょうさしぼうさん)」
と言います。
オメガ3とかオメガ9とか、だいたいの油脂がこれですが後日詳しくお伝えします。
こんな感じで中性脂肪の
脂肪酸 脂肪酸
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グリセロール
|
脂肪酸
↑↑↑
この脂肪酸の部分の種類によって
液体なのか?固体なのか?など
油脂の性質が変わってきます!
次回以降でもう少し深堀していきます。
中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の消化の違い
最後に今回抑えておきたいのが
中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の消化の違いです。
中鎖脂肪酸は●の数が少なくて全体的にコンパクトなので
消化されるときに血管→肝臓の順番にいきます。
しかし
長鎖脂肪酸は●の数が多いのでサイズが大きい。
サイズが大きいものは血管にすぐ取り込まれません。
長鎖脂肪酸はサイズが大きいので
リンパ管→血管→肝臓
の順番になり、一旦リンパ管を通ります。
簡単に言うと
中鎖脂肪酸 は 消化がスムーズ。
長鎖脂肪酸 は 手間がかかる。
そのため中鎖脂肪酸を含む
ココナッツオイルやMCTオイルは
消化が良いので→ダイエットにも良い。
だから痩せる油!
みたいに言われます。
ただ気をつけて欲しいのが
引き締まるか?
引き締まらないか?
って食べた油脂の消化のしやすさではなく
カラダの中の脂肪が減ったか?ですよね。
ココナッツオイルやMCTオイルは
それ自体の消化はしやすくても
カラダの中の脂肪が減るわけではありません!
むしろ、摂取しすぎると脂肪を増やすことになります!
痩せる油はありません!
油は油です!
まとめ
ここまでを総括すると
①ココナッツオイルやMCTオイルは消化にいい!
②でも痩せる油はない!(2回目)
となります!
それでは今回はここまで。
また次回のコラムでお会いしましょう(^^)
最後までご覧頂きありがとうございます。
パーソナルジムD-HEARTS武蔵小杉店では完全個室の安全空間でトレーニングを行うことが可能です。
まずは無料体験にてご相談ください。
【経歴】
24時間フィットネスクラブマネージャー
パーソナルトレーニングジム勤務
【資格】
D-HEARTSトレーナースクール卒業
D-HEARTS公認パーソナルトレーナー
【実績】
2019 NPCJ メンズアスリートモデル 入賞