亜鉛の効果と過不足による症状について
こんにちは。
千葉県柏市にある完全個室パーソナルジム
D-HEARTS柏店トレーナーの渡辺です。
亜鉛とはよくサプリメントの名前で
聞くと思いますが、何に効果があって摂らなすぎるとどのような症状があるかわからないことがあるかと思います。
今回は亜鉛についてお伝えします。

○亜鉛とは
亜鉛は、人が健康状態を維持するために必要な栄養素の1つです。
体内では、何千種類もの酵素が、代謝や免疫力強化などに関わっています。
亜鉛は、細胞の新陳代謝に関わる200種類以上の酵素を構成する成分です。
亜鉛は、体内で作り出すことができません。
食事やサプリメントなどから摂取する必要があります。
○亜鉛を摂取するタイミング
亜鉛の1日に摂取する目安量は、8~10gとされています。
亜鉛は、体内で作り出すことができないため、食生活の中で、取り入れるのがベストです。
しかし、忙しい毎日を送っていると、食事で摂取するには難しい場合があります。
そこで、おすすめなのが「サプリメント」です。
必要な亜鉛を手軽にとることができます。
また、ダイエット中でもカロリーを気にしなくてもよいというメリットがあります。
亜鉛の腸管吸収率は、30%程度と言われています。
そのため、亜鉛サプリを摂取するタイミングは1度にたくさん摂るのではなく、小分けにして摂取しましょう。
亜鉛のサプリメントには以下のタイプがあります。
○亜鉛に期待できる効果
亜鉛を摂取することで、期待できる効果は、以下の8つあります。
・味覚を正常に保つ
・抗酸化作用
・免疫量の向上
・新陳代謝の活性化
・髪や肌の健康維持
・生殖機能の改善
・うつ状態の緩和
・ストレスの軽減
それぞれについて解説していきます。
①味覚を正常に保つ
私たちが味覚を感じるには、「味蕾(みらい)」という、舌にある受容器官が正常に働く必要があります。
この味蕾で、重要な働きを占めているのが亜鉛です。
亜鉛を取り入れることで、この味蕾の再生を促し、味覚を正常に保ちます。
②抗酸化作用
亜鉛は、体内のビタミンAの抗酸化作用を促します。
過酸化脂質(コレステロールや中性脂肪などの脂質が活性酸素によって酸化されたもの)の害を防ぎアンチエイジング、生活習慣病予防などにも効果が期待できます。
③免疫力の向上
亜鉛が免疫機能に効果的な理由は、以下のように大きく2つあります。
『皮膚や粘膜を健康に維持する役割を果たす』
『免疫機能の1つである、抗体産生を促す役割を果たす』
亜鉛は、細菌の侵入口となる口や鼻の粘膜のバリア機能を正常化し、病原体と戦う抗体を作る重要な栄養素です。
④新陳代謝の活性化
亜鉛は、タンパク質の合成や骨の発育に欠かすことができないミネラルです。
新陳代謝が活発な時期に、亜鉛は必要量が増加します。
特に、成長期の子供には、過不足なく亜鉛を摂取することが必要です。
⑤髪や肌の健康維持
亜鉛を十分に摂ることで、健康的な髪の毛や肌をつくることができます。
亜鉛は、肌や髪の毛の材料となるタンパク質の代謝を促し、皮膚や髪のトラブルを改善してくれます。
⑥生殖機能の改善
亜鉛は、テストステロンの産生も促します。
精子の形成には必ず必要とされ、生殖機能の改善に役立ちます。
⑦うつ状態の緩和
うつ状態や情緒不安定な原因に、亜鉛欠乏が関係しているといわれています。
神経細胞の刺激伝達が亜鉛不足により、上手く機能しないことが原因と考えられています。
そのため、亜鉛が十分に体にあることでうつ状態の緩和、精神安定などにもつながります。
⑧ストレスの軽減
亜鉛はストレス軽減にも効果を発揮します。
体をストレスから守る、メタロチオネインという物質を肝臓で作るのに働きかけてくれます。
ストレスを強く感じる方は、毎日の摂取を心掛けましょう。
○亜鉛不足による症状
亜鉛が不足することで、以下のような症状が生じる可能性があります。
・毛が抜けやすくなる
・皮膚が荒れやすい
・味覚が変になる
・舌がピリピリする
・貧血
・食欲不振・下痢
これらの症状に当てはまる方は、亜鉛不足のサインかもしれません。
①毛が抜けやすくなる
亜鉛は、新しい髪の毛を育むのに必要な栄養素です。
そのため、亜鉛が不足すると抜け毛、薄毛などにつながる可能性があります。
②皮膚があれやすい
亜鉛は、皮膚を生成するタンパク質の合成に役立っています。
そのため、亜鉛が不足すると皮膚の炎症やかゆみなど、さまざまな皮膚のトラブルが生じる可能性があります。
③味覚が変になる
味覚を感じるのは、舌の上にある味蕾(みらい)という小さな受容器官です。
亜鉛が不足すると、この味蕾が上手く再生されずに味覚障害を引き起こしやすくなります。
④舌がピリピリする
味覚障害に併せて、”舌がピリピリとする”といった感覚異常も生じる可能性があります。
⑤貧血
貧血と聞くと鉄分不足が思い浮かぶかもしれませんが、亜鉛不足の可能性もあります。
特に体をよく動かす方や妊婦などに、亜鉛欠乏性貧血が見られると言われています。
⑥食欲不振・下痢
亜鉛が不足すると、胃や腸など消化管の働きが悪くなり、食欲が低下します。
また、ひどくなると下痢症状もみられることがあります。
まとめ
亜鉛を必要量摂取することにより
健康的な身体を目指せたり、一つでも困っている健康状態がありましたら試してみるのも良いと思います。
まずは簡単に摂取できるサプリメントを
おすすめいたします。
最後までご覧頂きありがとうございます。パーソナルジムD-HEARTS柏店では
完全個室の安心安全の空間で
トレーニングを行うことが可能です。
まずは無料体験にてご相談くださいませ。
【経歴】
学生時代は中学、高校と6年間
柔道部で活動をしながらウエイトトレーニングにも励んでおりました。
社会人になりサラリーマンをしていて
運動不足、筋力低下を実感しフィットネスジムへ入会。
そこでトレーニングの素晴らしさ、
ボディーメイクの楽しさを心から実感し
この体験をより多くの方にお伝えしたい
という一心でフィットネスクラブへ転職。
その後、より親身にお客様のフィットネスライフをサポートしたいと思いパーソナルトレーナーに転職。
『無理なく楽しい運動習慣』を目標に
D-HEARTS柏店にて活動中。
ダイエットでお困りの方や食事習慣を見直したい方、トレーニングについて学びたい方。パーソナルジムに通ってみたい方は
ぜひ一度、D-HEARTS柏店にお越しください。
ご来店心よりお待ちしております。
【実績】
・マッスルゲート2021
メンズフィジーク -172cm以下 優勝
メンズタンクトップ 優勝
・Japan cup2021
メンズフィジーク-172cm以下 出場
メンズタンクトップ 5位